• 映画「奪われた村」 監督 豊田直巳

  • 予告編

  • はじめに

    「シリアには行かないんですか?」「今度はいつイラクに?」と聞かれます。

    でも、私には5年前から日本も戦場になってしまっていたのです。

    福島第一原発が爆発したとき、福島に向かっていた私はカメラバックにガイガーカウンターを入れていました。

    それは、イラクの戦場取材で使っていたものです。米英軍が攻撃機や戦車で撃ち込む劣化ウラン弾も目には見えない放射線を調べるためでした。

    そして 、福島ではそのガイガーカウンター役に立ったのです。とても残念で悔しいことでしたが・・・。

    それにしても、その放射線測定器を「まさか日本で使うようになるとは」と 思いながら。

    2年前に公開した映画『遺言〜原発さえなければ』(野田雅也氏と共同監督)でも放射能から逃げ後れた住民の方は、高濃度汚染地帯に取り残されたままこう言ったのです。「目に見えない戦場で戦っているみたい」と。

     

    この『奪われた村』は、「見えない戦場」で続く「戦争」の下に生きる人びとドキュメントです。

     

    2016年6月 豊田直巳

     

    チラシダウンロードはこちら

  • STORY

    5年を経て明らかになる放射能汚染地帯の現実

    福島第一原発の爆発直後のまだ村にヨウ素131が漂い、セシウムが強烈な放射線を放っている時期には「安全だ」と言われて村に留め置かれ、半減期8日の放射性ヨウ素が放射線を放って消滅した頃になって村民全員がふる里を追われた飯舘村。

     以来、村人は放射線被ばくによる健康不安、慣れない仮設住宅に暮らすストレス、共同体の崩壊による孤独感を味わってしました。

     そして時を経るごとに実感するようにな るのは、原発事故によって奪われたものの大きさでした。

     しかし、村を追われ、理不尽さを耐え忍んできた人々が、いま、声を上げたのです。原子力ムラに叛旗を翻すべく、ADRに申し立てたのだ。

    「謝れ!償え!かえせふるさと飯舘村」と。

    このドキュメンタリー作品は人口の過半数を超える3000余名の村民が立ち上がった「謝れ!償え!かえせふるさと飯舘村」原発被害糾弾飯舘村民申立団の協力を得て取材撮影されました。

     また製作に当っては同申立団を法的に支える弁護団の協力の下、ドキュメンタリー映画『遺言~原発さ得なければ』の共同監督でフォトジャーナリストの豊田直巳が、自らカメラを回し、また構成・監督を務めました。

     

     撮影は昨年(2015年)3月から今年、4月まで1年に及びました。それは、村民が「奪われたもの」が何なのかを、製作する側が実感するためにも必要な時間でした。しかし、村人自身が「奪われたもの」が何なのかを自覚するまでには5年という、あまりに長い苦渋の歳月があったのです。

     この作品に登場する村人の眼前に、そして心の中にあった「美しい村」から何が「奪われた」のか、是非、ドキュメンタリーをご覧いただき、こころに留め置かれること願いつつ・・・。

     

    監督/撮影 豊田直巳

    2016年 / 64分 / 日本語 / ドキュメンタリー / HD

    チラシダウンロードはこちら

  • イベント情報

    『奪われた村』上映+豊田監督の取材報告

    日時 2017年5月13日 午後2時~ 

    場所 原爆の図 丸木美術館

    http://www.aya.or.jp/~marukimsn/

     問合せ 丸木美術館 TEL:0493-22-3266  FAX:0493-24-8371

    料金 美術館入館料+1000円

    詳細 homehttps://www.facebook.com/events/166876827171434/

     

     

    静岡県浜松市中区 シネマイーラにて「奪われた村」特別上映会

    6月4日(日)14:05~ 映画上映・その後、豊田直巳監督の講演ございます。

    料金は大人1.500円・大学生以下500円です。

     

    http://cinemae-ra.jp  Twitter

     

    最新情報は facebook page もご覧ください。

    チラシダウンロードはこちら

  • 5月14日あきる野市にて上映会

  • 自主上映のお願い

    自主上映の申し込み受け付け開始!

    この6月に完成したばかりのドキュメンタリー『奪われた村 避難5年目の飯舘村民』をさっそく貸し出します。

    2011年3月の原発震災の発生から5年。まるで原発事故などなかったかのように、安倍政権による全国の原発の再稼働への動きが加速しています。

     こうした中、被災した人々や避難した人々は「自分たちのことは忘れられているのではないかしら」と強い不安と、不信感と、苛立ち苛まれています。彼ら、彼女たちに「私たちは、あなた方のことを忘れていませんよ」というメッセージを送るためにも、是非、ドキュメンタリー『奪われた村』の上映会を開いて下さい。

    申し込み、お問い合わせはこちらから

    貸出基本料金 3万円(税込み)

    1日1回100名までの会場の場合

    *2回以上や100名以上の会場の場合はご相談ください。

    監督スライド・トーク+最新取材報告

    豊田直巳監督トークをご希望の場合は別途料金がかかります。ご相談ください

  • DVD購入

    価格 2000円+税160円+送料164円 合計 2,324円

    価格 2000円+税160円+送料164円 合計 2,324円

    2本以上同時購入、または銀行振り込みでのご購入をご希望の場合はこちらよりご連絡ください。

    1本購入の場合は こちらのショップよりご購入ください。→ https://spike.cc/shop/YDOCS/products/jaa7KNzZ

    委託販売のお願い

    20セットより受け付けております。こちらよりご連絡ください。

    図書館価格 3万円+税2,400円+送料164円 合計32,564円

    こちらよりお問い合わせください。

  • STAFF

    監督 / プロデューサー

    豊田直巳

    監督

    フォトジャーナリスト
    映画「遺言 原発さえなければ」共同監督

     

    3・11以降の主な著作

    『福島を生きる人びと』 (岩波書店)

    『フクシマ元年 原発震災全記録』(毎日新聞社)

    『福島 原発震災のまち』(岩波書店)

    共著

    『TSUNAMI 3・11―東日本大震災記録写真集 豊田直巳編』(第三書館)

    『JVJA写真集3・11メルトダウン』(凱風社)   

     TWITTER / FACEBOOK

     河合 弘之

    プロデューサー

    弁護士

    映画「日本と原発」「日本と原発 4年後」監督

     

    3・11以降の主な著作

    『原発訴訟が社会を変える』 (集英社新書)

    『朝日新聞「吉田調書報道」は誤報ではない 隠された原発情報との闘い」(彩流社)

    『脱原発』(青志社)

    映画「日本と原発」WEB

    河合 弘之 WEB 

    海渡 雄一

    監修

    弁護士

    福島原発告訴団弁護団

    東京電力株主代表訴訟弁護団

    脱原発弁護団全国連絡会共同代表

     

    3・11以降の主な著作

    『原発訴訟』 (岩波書店)

    『反原発へのいやがらせ全記録

       ――原子力ムラの品性を嗤う』(明石書店)

    『脱原発を実現する 政治と司法を変える意志』(明石書店)

    『秘密保護法対策マニュアル』 (岩波書店)

     

    東京共同法律事務所

  • 村民のことば

    長谷川 健一さん

    はせがわ けんいち 事故時:酪農家 8人家族

    「これは地区の人たちがみんなでね。

    春からね、春先の火入れ、野焼きをやって

    そのあと今度、肥料を撒いて。

    そういう仕事を地区の人たちが出てきて共同作業で・・・」

    菅野 榮子さん 

    かんの えいこ  事故時:農家 2人暮らし

    「年取って百姓すっときに、

    この土で生きるんだって思って、生きてきたもん。

    それがみんな、あのフレコンバッグの中に入ってったんだよね。」

    佐藤 忠義 さん 

    さとう ただよし 事故時:農家 9人家族

    「木がダメなの。

    原町の県の農林事務所が来て、焼かないで下さって言われた。

    木に放射性物質が不着しているので、

    燃やすと煙に混じって出ますので、絶対焼かないで下さいって。」

    伊藤 延由さん 

    いとう のぶよし 事故時:農業研修所いいたてふぁーむ管理人

    「緑の中に全部、セシウムが入っているってことです。

    山の木の緑は、全部、セシウムだってことです。」

    菅野 哲さん 

    かんの ひろし 事故時:農家 3人家族

    「農地以上に、人の社会の、文化も含めて。

    そいうものが全て、崩壊したのが一番、残念だよな。」

    高橋 日出代さん 

    たかはし ひでよ  事故時:酪農家

    「ああ、いやあ、何となく、色も何もないような感じですよ。

    家は白っぽく見えるっていうか・・。

    ね。」

    奥州相馬宮仲神楽団 元団員 

    「いま、盆踊りの太鼓はたいたけれども。

    盆踊りの太鼓で、自分の妻やら、子どもやら、

    親やら、親戚やらがね、盆踊りするなんていうことは、

    (これからは)ちょっと考えられないやね。」

  • お問い合わせ

    お返事にお時間がかかるかもしれません。ご了承ください。

  • チラシ ダウンロード

    ぜひご活用ださい!

    チラシ

    ダウンロードはこちら

    チラシ裏

  • SNS

    ぜひ情報をシェアしてください。

    Twitter NAOMI TOYODA

    Facebook 「奪われた村」